「信じて委ねる」とはその選択をした自分を信じるということ
- 2020.01.03
- 自己統合•目覚め

「委ねる」「信じる」ということをしようとしたときに、いったい何を信じたらいいのか?何を委ねたらいいのか?
と不安になって、結局もとの思考に戻ってくる
これを繰り返して気づいたら委ねられるようになっているのですが
そもそも宇宙に委ねるという感覚、流れを信じるという感覚の前に
宇宙や流れを信じていなかったら委ねる、信じるのも怖い
だから、委ねる、信じるというのは「委ねてみよう」「信じてみよう」という選択をした自分の決断を信じてみたらいいのだと思います
これは、占いとかカウンセリングを受けるとき、ネットや本の情報を取り入れるときも同じで、「こう言われた」「こう書いてあった」からそれを信じる
↑これだと自分ではなくそれを発信した相手を信じていることになりますね
そうではなくて、言われたことを信じてみよう、という選択をした自分の決断を信じるのです
わたしたちは過去よりもずっと、ひとりひとりの感覚が研ぎ澄まされてきた人が増えてきていて
自分でインスピレーションを受け取れる人が今までよりもずっと増えてきました
ですが、きっとこれからも導く人という役割はこの世界から消えることはないし、迷ったときに他の人に導いてもらうということ自体は近道になると思っています
けれど、信じる先は宇宙でも発信者でもないと思っています
信じる先はその対象を信じてみよう、と決めた自分自身です
なぜならわたしたちひとりひとりが宇宙だからです
自分を信じられないから外側に委ねたくなる気持ちもわかります
けれど結局意思決定しているのは自分自身であり、精神的に自立していくことこそがわたしたちの魂の進化であり
苦しみから自分を解放してあげられる手段だと感じています
自分の決定を信じることが怖い理由は、エゴの暴走によるものです
エゴは「今までこうしていたんだから、そんなことして大丈夫?」と今までのあなたのままでいさせようとします
ここで、エゴVS魂の自分 の闘いが繰り広げられ、そして葛藤が起きます
エゴはとても粘り強いので、まるでそれが揺るぎない真実かのように訴えかけてきます
それがエゴなのか?自分の魂が発する真実の声なのか?わからなくなります
自分が葛藤したときに、「これはエゴかも?」と疑ってみると、自分のエゴかどうかがわかります
不安や恐れを伴う感情や思考はエゴによって作り出されます
本来わたしたちは何でもできるはずなのですが、それを妨害してくるのがエゴです
こんなときはエゴと闘うのではなくて、会話をしてみてください
エゴにはエゴの世界観があり、自分を消滅させないでー!!!と必死なのです
だから、「あっちいけ!」とやると、余計に大きくなって戦ってきます
だから、エゴの言い分を聞いてあげて、なだめてあげてください
エゴはわたしたちの中にいる、怖がりな子供のような存在です
今までとは逆の選択をしようとするときにエゴは暴走する
このエゴを解消していくには、エゴが望むほうと別の選択をして、結果大丈夫だったよ、と証明してあげるしかありません
これはとても怖くて、勇気のいる作業です
ですが、こうやってひとつひとつエゴの声ではなく魂の声の選択に従っていくことで、自分軸というのが確立していきます
そうすることでしか、自分を信じるという力を養うことはできません
逆にいうと、これをやることでわたしたちは自分自身というもっとも強いパートナーと統合することができるのです
ご参考までに
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