相手が許せない…「許す」ための鍵はみんな傷ついていると気づくこと

相手のことを許したいのに許せない
恨んでいる自分、許せていない自分が辛いのに
ずっと心に引っかかって前に進めない
そんなことありませんか?
わたしはずっとありました。親のことから始まり、異性同性関わった中で傷つけられた人との苦い思い出。
そのような記憶を忘れようとすればするほど、「再体験」としてまた人を変えて同じような人間関係ドラマが起きたりします
そこにはもちろん意味があって、ひとつは
「人はみな傷ついていることに気づき、許すこと」=無限の愛に向かう
つまり、自己統合のためだと感じています
人はみな傷ついているとは?
たとえば、相手が今回の人生でとても愛を感じられないような環境で育っていたら、相手のなかに傷があるので、人のことも傷つけてしまうのでは?と、ある程度理解を示せると思います
けれども、それだけで自分を傷つけた(とあなたが感じている)相手を「許す」ことは難しいかもしれません
ここでいう「人はみな傷ついている」とは、今回の人生だけでなく輪廻転生レベルでの話です
輪廻転生を繰り返すうちに、人は傷つき、傷つけられるたくさんのドラマを体験してきたと、わたしは感じています
なので、ほぼすべての人間が、生まれた瞬間から傷を背負って生まれているのではないか?とわたしは思います
ある人が気にならないことを、ある人にとってはとてもショックな出来事に感じたりする理由のひとつに、この「今回の人生以外でのショックな体験」が関係していると思っています
今回の人生だけを切り取って見てみても、トラウマがある人は同じ体験をしたらそのトラウマがない人よりも恐怖を感じたりすごく傷ついたりしますよね
それが、輪廻転生、いくつもの人生レベルでの傷の量とも関係していると思います
浄化されていない人は人を傷つける
人はみな、自己統合に向かって学び中です。(自己統合についてはこちらの冒頭をごらんください)
自己統合をするに当たって、浄化があります。浄化とは自分の中の闇をあぶり出す作業です。
これは、人間関係のドラマを通して行われていきます(詳しくはこちらに書いてありますのでご参考までに)
自分の中に傷があるうちは、このドラマにどっぷりとハマるので、とても傷つきますが、その体験こそが浄化で、そして自己統合への道になっています
なので、浄化されていない=傷がある人は相手を傷つけてしまいます
でもそのことにすら気づかないのです。傷ついているときは自分を守ることに必死だからです。きっと誰もが体験あると思います
強い傷がある場合は、これ以上自分が傷つかないように自分を守ろうとします。それが、結果的に相手を傷つけることになることを、知らずにやってしまう場合があるのです
相手を許せるのは自分が浄化されているとき
「この人は傷ついているからこのような態度なのだ」と冷静に思えるのは、自分がある程度浄化されているときです
なぜなら、自分も傷を持っている状態だと、相手の態度に自分の傷が反応して、自分の悲しみのことでいっぱいになってしまうからです
このようなステージももちろん必要です、浄化のためにあるからです
なのでこのようなときには「許す」とか「相手のことを理解しよう」と思ってもなかなか難しいです
とはいえ、そのことばかり考えてしまうのも避けられない道なのでしょうがないのですが、このような状態のときにやったほうがいいことは「浄化」で、許すの段階はそのまたあとです
自分が傷ついた状態で相手を許そうとしても、それは自己犠牲で自分を大切にしていないのです
自己統合とは一切嘘偽りない愛へと向かうことなので、それは自分自身への愛も同じく嘘偽りない状態ということです
なので、自分が傷ついているのに相手を許そうとしても結局は自分を癒す、浄化の段階に引き戻されていきます
許そうとして許すのではなく、勝手に許せる感じです
なのでもしいまあなたが相手を許したくても許せないという葛藤にいるのでしたらまずは傷を癒す、浄化をすることがいまやることです
浄化の仕方についてはこちらの記事に書いてありますのでご参考までに
愛をこめて、ななぽん*
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